遊びも 仕事も 晴耕雨読 で行こう! -114ページ目

試験当日:後半戦&発表

 さて、後半戦、マークを付けた問題を一通りこなしていく。さらに自信のない回答は、あらかじめメモしておいたので、再度回答してみる。最後の30分は、予定通り、一通りの見直しの時間。だが、結局、200問すべてを見直すことができずにタイムアップ!
 画面は、【End of Exam】ボタンを押していくように要求している。数回のボタンクリック後、なにやら、計算しているらしく、画面に表示されているダイアログがチカチカとリフレッシュしている。この時間がとても長く感じた。実際には、数十秒程度なのだろうが、それが、5分にも10分にも感じた
 そして、画面が切り替わった。英語でなにやら書いてある。これは、合格なのか、それとも不合格なのか? よく見ると、文章の一番最初に「Congratulations!」と書いてある。平常心なら、何てことない単語だが、なぜか単語の意味がすぐに理解できないでいる。一瞬、この単語を「お疲れ様でした。」と訳してしまった。「これって合格?」と疑ってしまった。まだ信じられないで、呆然としている。ボタンをクリックしていくと、アンケート入力の画面は出ずに、終了してしまった。
 部屋を出ると、係員は、「お疲れ様でした。これで試験は終わりです。」しか言わない。私が尋ねてみると、係員は、「合格ですよ、おめでとうございます。」と言ってくれた。意地の悪い係員だ。それにしても、信じられない!まさか、1発合格するとは。

試験当日:前半戦

 それでは、試験開始!
 1問目...「む、むずかしい!なんだこの読みにくい日本語は!」とにかく日本語が読みにくい。一応の意味は通っているが、ただでさえ読解に時間がかかる私には、日本語を理解するのに人一倍時間がかかるかもしれない。今まで勉強してきた日本語版の『PMBOKガイド』やその他の参考書には、出てこないような言葉が続出している。やはり、私には、合格は無理らしい。普段なら、10問で10分かからないところが、最初の10問で、20分かかってしまった。このペースでは、200問2時間半は、無理だろう。
 しかし、ここから徐々にペースを掴んでいった。先ほど述べた「即答できない問題」と「長文問題」はすぐに読み飛ばし、100問終えた時点で、開始から1時間10分、200問終えた時点では、なんと予定より30分も早い2時間というペースになっていた。あと2時間あれば、飛ばした問題の回答も見直しも可能だろう、という思いと、合計4時間という長丁場ということもあり、5分間の休憩を採ることにした。
 一応係員には、トイレに行ってくることを告げ、部屋を出た。もちろんトイレも行ったが、メインは、外の景色を眺めながらリフレッシュ!
 この間、試験時間は止まってくれないのだが。
 これが吉と出るか凶と出るか。後半戦に続く...

試験当日:試験開始15分前

 席に座り、パソコンの画面を操作すると、試験の説明、特にボタン操作の方法が英語で書かれてある。この間もパソコン右上にタイマーが表示されており、この説明は、どうやら15分間流れるようだ。説明の最後の画面で【Next】ボタンをクリックすると、試験が開始されるらしい。大体の操作説明は、読まなくても(というより英語なので読めない)理解したが、ここで再度、たっぷり時間をかけ気持ちを集中させる。
 一応、ここで試験時間の配分について、戦略を立てた。まず最初の2時間半は、200問をとにかく一通りこなす。即答できない場合は、マークだけしておき、次の問題へ移る。また、私の場合、読解に時間がかかるため、長文問題があれば、読み飛ばしていく。次の1時間で、マークしておいた問題に取り掛かる。最後の30分で見直しをする、という戦略である。その結果...

試験当日:聞いてないよぉ~!

 試験会場は、東京・茅場町にあるテストセンター。試験開始は、9時から、ということであるが、試験開始30分前までには、受付するように、とどこかに書いてあった。家を6時頃出発。試験会場には、8時過ぎに着いてしまった。受付を済ませてもまだ、試験開始まで45分もあるので、「勉強して待ってるか」と思っていたのだが、待合室で待っていると、5分もしないうちに、私の名前が呼ばれた。「うそっ!」
 もう試験を始めるとの事であった。私は、気持ちの整理がついていないため、もうしばらく待ってもらうことにした。とにかく今まで覚えてきたことを、もう一度ざっと見直す時間が欲しかったのだ。セカセカセカ...
 再度、名前が呼ばれる。まだ、気持ちの整理はついていないが、これ以上引き延ばせないだろう。係員から試験の説明を受ける。そして、電卓と鉛筆2本とメモ用紙(A3二つ折りの紙1枚)を渡され、部屋に案内された。部屋の中は、12席ぐらいあっただろうか。そのうち、3~4席ぐらいは、すでに他の試験を受けている受験生が座っている。ヘッドホンをしているので、TOEFLか何か言語系の試験を受けているのだろう。私は、一番奥の席に案内された。

神様のいたずら

 いよいよ明日は試験本番!
 妻は福島へ葬儀に参加することになったのだが、子供の看病は、当然、私が見ることに。神様がいるとすれば、「なぜこうもしてまで私に勉強させないのか」、と尋ねてみたい。最後の追い込みでこれだから。これで落ちても仕方あるまい。自分に実力がなかった、ということだ。