遊びも 仕事も 晴耕雨読 で行こう! -117ページ目

PMP合格者現る!

とうとう12月も中旬になってしまった。まだ、重点事項のまとめが、半分ちょっとしか進んでいない。これでは、埒が明かない、と思っていた矢先、一通のEメールが飛び込んできた。一緒に対策コースを受講したM氏の合格の知らせ。彼ならやってくれると思っていた。しかし、焦りばかりが募る...

PM入門コース

 入門コースは、3ヶ月間、独学でPMBOKの知識体系を学び、中間日と最終日に簡単な確認テスト(実際には、最終日に出席できず、昨日、再受講した。)を行い、自分の習得した知識を確認した。3ヶ月間で「PMBOKの知識体系を学習する」と言っても、学習範囲は広範に渡っており、なかなか思うように学習時間が取れず、学習が捗らなかった。というよりも、結局3ヶ月間での学習は、未完のまま修了を迎えざるを得なかった。

コースの教材・配布資料:
(1)『PMP教科書 Project Management Professional』翔泳社
(2)『PMBOKガイド(2000年和訳版)』Project Management Institute
(3)『PM入門コース』社内資料

重点事項のまとめ

 PMP受験対策コースの講師によれば、このコースを受講後、2~3ヶ月以内の受験者の合格率が高い、ということであった。

「ん? 2~3ヶ月! ということは、12月までに受けなければ...」という焦りの中、まずは、受講した内容で重点事項をノートにまとめることにした。まとめ方としては、「基本は英語で覚えなければいけない」という教えに沿って、キーワードを英語と日本語で書き留めていく、という方法を採った。これには相当な時間がかかり、後々のスケジュールを大幅に狂わすことになってしまった。というのも、毎日平均2時間ずつやっても、数ページしか進まない。これでは、12月中に受験する、という目標が達成できない。「12月中に受験できないとすると、恐らく一冬越してしまうのではないか...」そんな不安が頭によぎる。

受験対策コースの内容

 講習は、『PMBOKガイド2000(英語版)』を中心に説明を進めていき、知識体系ごとにPMBOKガイドを含め、応用問題として出題されそうな事項についてまとめたガイドと問題集による演習とその解説を実施した。講師には、英語版のテキストを説明していただくわけだが、英語が苦手な者にとっては、英語が並べられているだけで困惑させられる。確かに講師は、英語の意味を日本語で説明してくれるのだが、かなり集中していないと説明している内容がどこかへブッ飛んでいってしまいそうになる。あらかじめ、PMBOKガイドの日本語版を受講前に熟読していれば、良かったかもしれない。(私の場合、一通り斜め読みしただけなので...)
 英語のテキストを使用するには、ちゃんとした訳があるらしい。PMPのテストは、4時間で200問出題されるのであるが、すべてパソコンを使って回答していかなければならない。パソコンには、英文の問題が出題され、第二外国語として、「Japanese」を選択した者のみ【Translate】ボタンクリックにより、『和訳文での問題』も表示される。この『和訳文での問題』が曲者らしい。和訳文は、英文を機械的に訳した文章になっており、日本語では、理解しにくい箇所がある。この理解しにくい箇所を、理解するために英語で覚える必要がある、ということらしい。つまり、最初から英語で学習しておけば、英文のまま回答できる、という理論らしいが...

PMP受験対策コース受講

 受講先から、受講に際して事前に準備しておくものがいくつかある、ということでここに紹介しておく。
(1)英和辞書
 英語教材中心の授業であるため、必要だということであったが、実際には、英和辞書を開く時間すらないのが現状であったし、単語の意味自体は、講師が説明してくれるため、不要と思われる。しかし、行き帰りの電車の中や宿泊先で自習したい場合は、有っても構わない。無くても、PMBOKガイドの日本語訳版も手渡されるため、特に困ることは無いだろう。
(2)ラインマーカー
 講師が重要な箇所を様々な視点で説明してくれるので、その部分をマーキングするために必須のアイテムである。様々な視点(重要単語であるとか、試験に必ず出題される、など)ごとに色を使い分けてマーキングしておくのが良いらしく、ラインマーカーの色は、多ければ多いほど良い。

 私は、2004年10月20~22日および28~29日という飛び石で全5日間のコースでを受講した。カリキュラムは、以下の通りである。

 1日目 オリエンテーション、統合管理
 2日目 スコープ管理、スケジュール管理、受験申請ガイダンス
 3日目 コスト管理、品質管理
 4日目 要員管理、プロフェッショナル責任、コミュニケーション管理
 5日目 リスク管理、調達管理、アンケート

コースの教材・配布資料:
(1)『PMBOKガイド(2000年英語版)』Project Management Institute
(2)『PMBOKガイド(2000年和訳版)』Project Management Institute
(3)『PMP試験対策ガイド』
(4)『PMP試験対策問題集』